賛否両論＠恵比寿

お久しぶりです！！今日は特大号（笑）でお届けします。
先週、ついについに『賛否両論』に行くことができました。
長ったらしい私の総評は最後にして、
おまかせコース6500円の詳細をどーんとご紹介いたします！

ずっと思い続けた私の憧れのそのお店は、
恵比寿と広尾の真ん中にひっそりと佇んでいました。

恵比寿から歩くこと15分。やっと見つけた。
笠原さんはいるだろうか。

・・・まあ、いませんでした。笑
生ビール700円で乾杯。
いつも同行している営業の上司と。

01.先付
『クレソンと金時人参・ほたるいかの辛子酢味噌和え』
ほのかにゆずの香りがしました。

02.揚げ物
『新筍とおぼろ昆布の揚げ物』
すだちを絞って。ビールが進むお味でした。

03.椀物
『えびと春キャベツのしんじょ』
やさしいお出汁の味をたっぷりと吸い込んだ一品。

04.お造り
『ぶり、かますあぶり、みずダコ、真鯛のお造り』
奥に写っている「筍醤油」に衝撃。
筍をすって醤油に混ぜたもの。魚も醤油もおいしくて日本酒が進みます。

ちなみに日本酒を頼むとおちょこを選ばせてくれます。
私は富士山のもので、「新亀」という日本酒にしました。
1合1000円でした。料理に合うよう、辛口の日本酒が多く用意されていました。

05.焼き物
『さわらの焼き物』
モロヘイヤと大根おろしが混ぜたモロヘイヤおろしを添えて！
大根おろしに食材を混ぜるのは
笠原さんの料理本でも紹介されていたので知っていました。♡
周りに散らしてあるのは、ふきのとうだそうです。

06.汁物
『新玉ねぎのすり流し』
やさしいやさしい出汁と玉ねぎの甘味。

07.箸休め
『いぶりがっこ～マスカルポーネ添え』
発想がいいよね。いぶりがっこも、洋風に！
漬物がそこまで好きじゃなくても食べやすかった。

08．食事
『しじみ出汁のタイと岩ノリの炊き込みごはん』
香の物、赤だし味噌汁と一緒に。
しじみ出汁の炊き込みごはんって初めて食べた！
土鍋で炊くごはんって、やっぱり幸せ。おこげもしじみ味。

09.菓子
デザートは何がいいですか、と聞かれました。
1種類から、全種類まで選ぶことができます。

ここぞとばかりに全部頼みました。笑
だってもう来られないかもしれないもん。
だいぶおなかいっぱいだったけど、とり将プリンが食べられて幸せ！
黄柚子シャーベットも、口の中がさっぱりして美味でした。

≪お会計≫
おまかせコース　￥6500-
生ビール　￥700-
日本酒　￥1000- ×2
サービス料が10%ついて、だいたい1万円くらいでした。

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【総評】～本当に、行けてよかった憧れの店

私が笠原さんのファンになったのは、
料理本を買って作ってみて本当においしかったから。
今回、賛否両論に実際に行ってみて、
本当に笠原さんの店に来たんだと実感したし
料理本の完成度に脱帽した。
とっても生意気なんだけど、
つまり「料理本の域をでなかった」。
お店だから、自分で作る笠原さんの味よりもさらに上の味を求めて、
予約のとれない状況もあいまって
かなり期待をしすぎちゃったなあという印象。
私は出汁もしっかりとって、材料もすべて同じように揃えて
料理本の通り再現していたから、
「やっぱり、お店で食べる味は自分とは別格だなぁ！」という
期待通りの感動は得られなかった。
ぜーんぶ美味しかったし、大満足ではあったんだけどね。

あと、これはパフォーマンス問題なんだけど、
カウンターで調理する人々が全員若すぎて（おそらく18～38）、
すべての食材をタッパーから出している姿はあまり見たくなかった。
蒸したりはしていたけど、主に盛り付け係というか。。。
笠原さんが指示して作っているのをタッパーに入れているんだろうけどね…
その姿に少し興ざめした、と上司もおっしゃってた。
それもわかる気がする。

すべて行かなければ、食べてみなければわからないことだったし、
憧れを憧れで終えることなく実際に行けて本当によかった。
今回は部長のおかげで行けたことなので、
さかのぼって本当に転職してよかったと思う（笑）
想像通り・期待通りではなかったけれど、
それでもやっぱり私は和食も笠原さんの料理の味が大好きだし、
今後も料理本を買ったり真似して作ったりしようと思う！
ただ、もう予約を取るために努力はしなくてもいいかもしれないなw

以上、長々とお付き合いいただきありがとうございました！
本当にごちそうさまでした♡